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常堅寺の裏には遠野最大の観光スポットになっている場所があります。それがカッパ淵と呼ばれる場所です。
若者がオバコ淵のほとりで、馬の足を冷やしていたら、カッパが現れていたずらをして水の中に引きずり込もうとした。しかし馬の力にはかなわず、引きずられ捕まってしまう。そして村に連れて行くと、殺してしまえと村人は騒ぐが、常堅寺の和尚が村人をなだめた。そして、後に寺で起きた火事の炎を、そのカッパの皿から水を出して消し止めたという。常堅寺のカッパ狛犬は、そのカッパが姿を変えたものとも言われている。
カッパは猿ケ淵川に多いといわれていて、赤い顔で猿のような生き物だと語られており、一般的な緑色のカッパとは雰囲気が違うようです。捨てられた赤子がカッパになったなどと言われていて、物語もいたずら好きなカッパ的エピソードから、名家の嫁が河童の子供をはらんでしまうなど、少々怖いお話も多いみたいです。
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