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夏美と柾樹の結婚式の朝、カツノの容態が急変した。そこへ突然政良が現れ、カツノと親子の再会を果たす。環はカツノの容態悪化を誰にも告げず式を続ける決断をして式場に向った。そして、二人の結婚式が厳かにはじまる。
そのころ加賀美屋には披露宴に出席する親戚や友人たちが次々に訪れていた。式場から戻った夏美がカツノに会おうとすると、環がその前にやるべきことがあると言い出す。披露宴の席で環は、今日から夏美が若女将になることや加賀美屋の経営はゆくゆく柾樹に任せることを発表した。そのあと二人は環に連れられ病床のカツノに会いに行く。カツノは夏美を支えるのが夫の務めだと柾樹に言い、夏美にはずっと柾樹のそばにいてくれと頼んだ。そしてカツノは環と二人きりになると、加賀美屋女将に代々伝わる玉手箱の秘密を語りはじめる。
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