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カツノが亡くなった悲しみを乗り越えて夏美は毎日仕事に励んでいた。環はそんな夏美を見てひと安心する。伸一は柾樹が作った経営改革案が評価されて銀行融資が認められたことを素直に喜べず、酒におぼれるようになった。
そして、酒場で馴れ馴れしく近づいて来た秋山と意気投合する。秋山と深酒をした翌朝、伸一が目覚めたのはホステスのレナの部屋だった。次の日、秋山が伸一を訪ねて来て、レナとの出来事をうまく処理してやると請合う。夏美は客に喜んでもらえるオリジナルの洋菓子作りに力を入れ、柾樹は旅館の改修で客足を回復したいと計画を進めていた。ところが、秋山が加賀美屋を全面建替えする伸一のプランに興味を示し、資金全額を用意すると約束してくれたことで、雲行きが怪しくなる。
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