第1週 「ふたり」10月2日(月)〜7日(土)

昭和40年。大阪市内の金物商店で働く37歳の花岡町子は、小説家を夢見て、駆け出しの文筆活動と二足のワラジを履きながら母・和代と暮らしていた。子ども時代は実家が写真館を営み、父、母、祖父、祖母、曽祖母、叔父、叔母二人、そして写真技師とお手伝いさんの大家族の中で大人たちの愛情をたっぷり受けて過ごしてきた。

持ち前の好奇心で周りの大人たちのことをよく観察し、そこで起きた面白おかしい出来事や感じたことを書き留めていくことが大好きな女の子だったが、戦争で写真館は焼け、一家の働き手として妹弟を養ってきた。そんな町子は、知り合いの作家と一緒にいた徳永健次郎と、ひょんなことから出会う。

健次郎“通称…カモカのおっちゃん”は先妻を病気で亡くした5人の子持ち。しかも両親の喜八郎やイシ、妹の晴子とも同居する大家族。なおかつおっちゃんは開業医で、毎日のように近所の患者たちが押し寄せる。そんなおっちゃんから、突然、町子は求婚される。戸惑っていると、今度は突然、新人作家の権威ある文学賞の受賞の知らせが飛び込む。

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