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2006年11月01日

第6週 「思いやる心」11月6日(月)〜11日(土)

徳永家に入り、家事を引き継いだ町子だったが、執筆と家事で慌ただしい町子を見かねた健次郎は、初老の家政婦、近藤ヌイ(西岡慶子)を雇う。

だが、少しとぼけたところがあるヌイは、かえって町子の足手まといとなり、町子は執筆に集中できない。そんなある日、町子の原稿が紛失する。ヌイがちり紙交換に出したのではと疑われるが……。一方、徳永医院に腰痛の患者、山内寅彦(芝本正)がやってくる。診察を務める晴子に湿布を求めるが、晴子は内科検査を強要する。

拒む寅彦に、晴子は腰痛につながる内臓の病気をいくつか挙げて危険性を話す。今は時間がないから出直すといって去った寅彦は、いつまでたっても徳永医院に検査にやってこない。それを知った健次郎は、患者に病名を挙げて怖がらせた晴子の患者への接し方を非難する。

そして晴子は、診察時に寅彦から聞き出した食生活を思い出すと……。また、上司とケンカして会社を辞職したばかりの矢木沢純子(いしだあゆみ)が、カゼで徳永医院を訪ねる。再就職のための大事な面接があるので、注射で熱を下げて欲しいと健次郎に頼むが、健次郎は就職とからだのどっちが大事やと言い合いになる……。

第5週 「すれちがい」10月30日(月)〜11月4日(土)

徳永家に泊まり込んでいた町子は、健次郎たちの風邪の看病をしながら予定通り執筆の仕事ができたことを切っ掛けに、徳永家に引っ越してくることになる。そして町子の仕事部屋を作るために物置部屋の改装工事が始まる。

そんなとき徳永医院に新婚旅行中の老人(藤村俊二)と妻の若い女性がやってくる。老人は、胸が苦しいと健次郎の診察を受ける。数日後、今度は胃がムカムカすると言ってやってくる。健次郎の診察を受ける老人の横で、妻の若い女性は甲斐甲斐しく世話をやくのだが、老人が婚姻届けの手続きを未だ行っていないことを妻にうち明けると、妻は動揺し始める。

その時、老人は苦しみだし、妻は健次郎に死なさせないよう訴える。そして老人に財産を残すよう遺言を迫るのだが……。また、映画館の俊平(櫻木健一)と妻の佐和子(瀬戸カトリーヌ)との夫婦喧嘩に、町子と健次郎は巻き込まれる。

二人の喧嘩の原因を悟った健次郎は、俊平からある誘いをかけられる……。また、町子は、出版社から依頼を受けているサイン会の日取りと、子どもたちの運動会の開催日とが重なり、サイン会を終えた後、運動会の会場に駆けつける町子であったが……。