第14週 「年明け ほんわかと……」1月4日(木)〜6日(土)

昭和43年元旦、町子と健次郎は、子どもたちとにぎやかな正月を迎えていた。町子は、子どもの時代の正月を健次郎と話し合う。校長先生の勅語奉読などの厳粛なしきたり、本家や親せきへのあいさつ回り、そして町子は、家族で楽しんだ百人一首のカルタ取りの思い出にふける。

翌日、大御所作家、加藤舞子と編集者の神辺ソノ子、松岡が訪れる。そして町子たちと“大人の話”で盛り上がる。そんなとき、患者のお年寄り・石川サキが徳永医院に診察を受けに訪れる。しかしサキは、今日が正月であることがわからない。

しかも、老人ホームに入っていたサキを家族が正月に迎えに来るという。町子は、家族に連絡を取ろうとするが……。そうこうしているうちに、正月休みをアッと言うまに終え、町子は原稿に取りかかる。タイトルは「カモカのおっちゃん、かく語りき」。

町子と健次郎、そして徳永家のてんやわんやを描く町子の新連載のエッセイ。改めて様々な出来事を書きつづっていると、家族や町の人々にいっそうの愛しさを覚える町子であった……。

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