第18週「いつか光が……」1月29日(月)〜2月3日(土)
町子の隣町のスナックに、コンビ別れをしたばかりの漫才師・南野福子と、そのマネージャー兼社長の小柳が現れる。福子は芸人をやめて、地道に普通の仕事をしていきたいと小柳に話す。
一方、仕事部屋で原稿を書き続ける町子は、青白い顔でかなり疲れている様子。目をつぶると亡き父の徳一と祖父の常太郎が現れる……。過労で倒れた町子は、初めての入院生活となる。そのころ隣町のスナックで一人寂しげに飲んでいる福子は、居合わせた客に作家の花岡町子とまちがわれ、飲みに誘われる。福子もその気になってごちそうになる。病院に入院しているはずの町子が、夜な夜な隣町のスナックに飲みに現れ、歌を歌っていたといううわさが、健次郎の周りで駆けめぐる。
そして、そのうわさは病院で入院している町子にも届くのだが……。また、晴子が、受け持ちの患者を手術後に亡くして責任を感じ、医者としての自信を無くしていた。町子は晴子に、苦しくても好きな物書きはやめられない話をし、同じように晴子の医者への夢を元気づける。そこへ緊急手術の依頼が晴子に来るが……。