第22週「春のあらし」2月26日(月)〜3月3日(土)
町子の秘書の矢木沢純子が、編集者の北野吾郎に出会い、北野の優しさに好意を抱く。そんなとき、純子がひったくりにあい、町子の原稿を取られる。責任を感じた純子は精神的にまいってしまい、そんな様子を痛々しくみる町子と健次郎だが、原稿が出版社に届かなかったことで、町子の連載は休載となる。
そこへ、有名人のスキャンダル専門の週刊誌記者、井村秀樹が町子の周辺を探ろうとする。そんなある日、純子の父、矢木沢久米夫が徳永家を訪れる。町子や健次郎にあいさつをしたあと、久米夫は友人宅に向かったが行方不明となる。探しに行った純子から、久米夫が心筋こうそくで倒れ、病院に運ばれたという連絡が町子に入る。
町子は病院に向かったあと、先輩作家の出版パーティーへの出席のため一時病院を離れる。純子が一人で病院にいると、北野が病院を訪ね、純子は北野の優しさにふれる。その翌日、町子が出版パーティーに遅刻したことで、スキャンダル専門の週刊誌記者、井村に悪質なウソの記事を書かれる。責任を感じた純子は、町子と健次郎に秘書の仕事を辞めることを告げるのだが……。