ど
ワタクシが幼少時代の出来事です。関西から転校生が引っ越してきたのですが、彼は怯えていました。三河弁独特のフレーズが彼を震え上がらせたのです。その恐るべき三河弁ワードに、今回のテーマ「ど」がつくのです。どごわい(とても怖い)三河弁は、「どつかれた」であります。前回書いた使える三河弁だら〜にも登場した、「ど」について書いていきます。
それは体育の時間の事です。マラソンが終わり、教室に戻ると三河人キッズは大声で「どつかれた」「どつかれたね♪」などと笑顔で話しているのですが、関西から引っ越してきたA君は、「みんなどこで殴られたのか?殴られているのになぜ笑顔なのか!?こいつらおかしいのか!?」などと考えていたのです。
一般的にどつかれたと聞けば、殴られたとかそんな意味になるのでしょうが、三河弁では、「ど疲れた→ものすごく疲れた」といった意味合いになるわけで、A君が半狂乱になったのも仕方がないことです。
さて、三河弁は同じ愛知県にあっても名古屋弁とは異なる方言であります。この「ど」がつくフレーズでも、名古屋と三河では意味が変わってしまうこともあるのです。
「どえらい」です。
これも、先ほどから書いている「どつかれた(もの凄く疲れた)」と同じ意味なのです。「疲れた→えらい」が最上級に疲れると「どえらい」になるのです。しかし、名古屋では「どえりゃ〜」とか「どえらい」の意味は、それだけで、「ど」と同じ意味を強調するときに使う言葉なのです。「どえりゃ〜疲れたがね」もしくは「どえらい疲れたがね」などと使うのですが、
三河人は「ぜえ、ぜえ、、どえらい疲れたがね。。」などと聞くと、
もの凄く疲れましたよ、とにかく凄く疲れましたよ。。と、人生に疲れ切ったのですね。。といった事を意味しているので、それでは元気になるために八丁味噌でも食べますか。と思ってしまう。かどうかは分かりませんが、とにかく同じ愛知県でも三河人と名古屋人は敵対(?)しているといっても過言ではありません(そうかなあ・・・)

