桜子と冬吾が東京の映画館で観ていた映画が気になりましたので、ちょっと調べてみたら本当に上映されていた映画だったのですね。
36歳にして未亡人になってしまったクリスチーネ(マリー・ベル)は、身辺を整理していた際、20年前の日記を発見する。亡き夫からは他の男性との交流をまったく許されていなかった彼女は、もう一度人生をやり直す糸口として、18歳で初めて舞踏会に出たときに出会い、彼女に愛をささやいた男たちを訪ねる旅に出る…。
1937年度アカデミー賞作曲賞(アンドレ・プレヴィン)受賞。当時人気絶頂だった少女スター、ディアナ・ダービンとクラシック世界の大物指揮者ストコフスキーおよびフィラデルフィア交響楽団を共演させて空前の大ヒットを記録した、善意のヒューマニズムに満ちあふれる気持ちのいいヘンリー・コスタ監督の音楽映画である。