道端で産気づいている小鈴。その後、杏子はしっかりと小鈴の赤ん坊を取り上げる。その数日後のある晩、小鈴が助けを求めて再び有森家にやって来る。
「すいません!かくまってください!旦那があたけてどうもならんのです!」
今回はこのあたけるについて書いてみますね♪まあ、簡単に言うとあばれるって意味ですね。このあたけるは、江戸時代から使われていた言葉みたいです。今も使われている地域はたくさんありまして、静岡県西部、三河地方、新潟地方などで使われています。
ワタクシのイメージでは、酔っぱらってたちが悪い人などに対して使う場合や、いうことを聞かない暴れ回る子供に対して使うってイメージですね。ウチの子があたけてしょうがないとか使います。
安宅船(あたけぶね)って知ってますか?古い軍船の名前なのですが、この「安宅船」と呼ばれるようになった由来には、「暴れる」という意味があった「あたける」という動詞から来ているという説があるのですって。そんな事まで調べてみると、三河弁も面白い方言なんだなあとか思いました♪