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八丁味噌は岡崎の財産
ドラマの中でも重要なキーワード「八丁味噌」
今回は、八丁味噌とはどんな味噌なのか?
そんなテーマで書いていきたいと思います。
昔ながらの天然醸造がポイント
洗った大豆を蒸した後冷まし、みそ玉にして麹菌(こうじきん)をつけ、豆麹を作ります。塩と水を混ぜ、杉おけに仕込み、石を積み上げて二夏二冬寝かせると八丁味噌が出来上がります。製法は昔から変わっていないそうです。この長い熟成期間が、旨み成分のアミノ酸が増える事につながるのです。
豆みそ生産地
みその原料は、米みそ、麦みそ、豆みそ、この三種類に分けられますが、一般的に米みそが全体の80%をしめていますので、豆みそはあまり有名じゃないと思います。しかし、愛知県、長野県では、豆みその生産地として有名ですので、他の県に比べると豆みそを使った料理を食べることも多いと思います。愛知県のみそ生産量は、全国で二位になっています。ちなみに一位は長野県です。
なぜ八丁味噌って名前なの?
岡崎市の市政だよりによると、(資)八丁味噌(カクキュー)と(株)まるや八丁味噌がある八帖町は、昔、岡崎城から西に八丁(約870メートル)の距離にあったことから八丁村と言われていました。この地で生産が始まった豆みそなので、やがて八丁味噌と呼ばれるようになったそうです。