第4週 「しゃべる、しゃべる」10月23日(月)〜28日(土)

かぜでダウンしている徳永家の家族の看病で泊まり込むことになった町子は、健次郎に子どもの頃の思い出を話す。

昭和13年、10歳の町子は、同級生のマサルにほのかに恋心を寄せていた。同じころ、叔母の文代が、写真技師の亀田とひそかにあいびきをしているのを町子は目撃する。二人の恋は、亀田が故郷の写真屋を継ぐために花岡写真館を去ることで、はかなく幕を閉じるが、大人の複雑な恋愛模様をかいま見る小学生の町子であった。

亀田がいなくなった後、花岡写真館は、常太郎と徳一と茂と浦田で仕事をこなしていたが、ある日、茂が徳島に出張の仕事に出かけたいと常太郎に懇願する。他の仕事の予約が入っているなかで、茂を徳島に出すのを渋る常太郎だったが、徳一に説得される。だが、それが花岡写真館の危機を招くこととなる。

同じころ、写真館の隣のカフェの女給・鶴子の子ども・朝子と仲良くなった町子だが、町子の大切な人形にキスをする朝子の不快な行動に、町子は朝子を遠ざけるのだが……。

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